コラーゲンが傷を修復?


本日はコラーゲンが、傷の修復にかかわる仕組みをご紹介いたします。

傷の治癒を詳しく調べると、次の3つのステップがあることがわかりました。

1.まず血小板(けっしょうばん)の凝集と血管収縮で血が止まります。

2.つぎにマクロファージ、すなわち貪食(どんしょく)細胞が創面の死んだ組織を取り込んできれいにします。

3.それから繊維芽細胞が分泌するコラーゲンを主体とした肉芽(にくげ)組織による修復が始まります。

4.肉芽組織が瘢痕組織へと変化し、安定した傷になります。

マクロファージ(=貪食細胞)の活動で放出された物質が刺激となり

線維芽細胞が呼び寄せられ、修復の主な材料であるコラーゲンが生み出されます。

また血管内皮細胞に対して血管を新生する指令もマクロファージから放出されます。

繊維芽細胞の産生したコラーゲンに支えられて毛細血管が発達し

そこへ流れ込む新鮮な血液が線維芽細胞に栄養や酸素を供給し

更にコラーゲンの産出をうながすという自己増殖のサイクルが構成されます。

このように繊維芽細胞、毛細血管がコラーゲンを足場とし

この3者が支えあって共同作業を行い

いわば軍団のように傷口へ進出し、欠損部を埋め創面をくっつけます。

(http://www.woundhealing-center.jp/kizu/kizuato_howto.php 傷の治り方 より引用)




加齢などで減少していくコラーゲン。

「昔に比べて傷の治りが遅い」と感じるのは、このような仕組みがあったのですね。